森繁久彌さんを悼む
「♪ターンタ タンタタンタンー♪」 のテーマ音楽をいまでも口ずさむことができる。 NHKラジオ「日曜名作座」は、加藤道子さんとの名コンビでの朗読だった。 このお二人双方の「七色の声」 ともいうべき登場人物の使い分けは見事としか言いようがなかった。
当時、私は日曜のこの放送の時間帯に、京都から、東京に帰ってきたもので、 タクシーに乗ると、「日曜名作座」が聞こえてくるのだった。
本日16日から19日まで“再放送”するとのこと。 名調子を聞きたいものだ。
森繁さんは、日本共産党の発行する「しんぶん赤旗」には、 1996年から2006年までは元旦付のエッセイが恒例だった。反戦を貫いた森繁さんならではの真骨頂だったのではと、 今では忘れえぬ思い出となった。
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2009/11/16
コメント
連日の奮闘お疲れ様です。
森繁さんの大往生 まさしく巨星墜つ感がします。一つの時代がまた終わった気がしてなりません。
このところ三遊亭円楽師匠や共産党関連では安藤巌さんなど一時代を作った人達が黄泉の国にいってしまい本当に淋しい限りです。
投稿者: 博多の弾丸ファイター | 2009年11月18日 21:16
森繁さんと加藤道子さんの「日曜名作座」を聞きました。初日は”人生劇場”でした。解説と言うか案内は、加賀美アナウンサーでした。この方もNHKの役員になられていると思いますが、なかなか素敵な声色の持ち主です。
「セロ引きのゴーシュ」でした。
始まりと終わりをキチンと聞けていません。いつごろの作品かは、分かりませんでした。私の感じでは若い時分の声みたいだったのですが?
投稿者: 恵二 | 2009年11月19日 00:08