「政治とカネ」真相究明を(しんぶん赤旗2月3日付け)
思わず大声になりました。「小沢さんに政治的・道義的責任はないというの?」。深夜のテレビ番組「朝まで生テレビ!」で民主党・小沢幹事長をめぐる「政治とカネ」の問題について、各党代表や元検事、ジャーナリストらの皆さんと徹底討論の一こまでした。
出演者の一部から、政治資金収支報告書の虚偽記載が「形式犯で大したことはない」との論議がありました。これは間違っています。政治資金の流れを「国民の不断の監視と批判の下に」(政治資金規正法)さらすべき事実を”ウソの報告”をするわけで、国民の目をだます悪質な行為にほかなりません。
最大のポイントは、小沢氏の土地購入資金4億円が、「ダム工事受注の裏金、ゼネコン(水谷建設)からのヤミ献金にあるのでは」という点です。これは公共事業という国民の税金で行われる事業を食い物にしていたという疑惑です。
国会は予算を審議しています。税金の使い方・執行でこんなことが許されれば、ムダ遣いを野放しにすることになります。だから、政治とカネの問題はゆるがせに出来ませんし、小沢氏の証人喚問は真相究明に不可欠です。
長らく自民・公明政治で温存された金権腐敗温床である企業団体献金の禁止をいまこそ実現しましょう。私の提起に、出演の民主党議員も「禁止」を発言。NHKの”日曜討論”でも、自民党を除く各党の国対委員長は賛成を表明しました。
その言動通り実行を迫ろうではありませんか。
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