こくた恵二のこだわりエッセー

奈良民報新年号あいさつ(2012年1月1日付け)

東日本大震災と東電福島原発事故の被災者の方々は、台風被害を受けた住民は、どのように新年を迎えているだろうかと思わずにはいられない。

私は、被災地岩手県生まれだ。過ごした陸前高田市の名勝・松原七万本が一本しか残っていない。壊滅的打撃を受けたまちを復興したいとの思いは人一倍だ。
  何よりも、「生活と生業の再建」「放射能汚染の除去と全面賠償」「台風被害からの復旧」を我がこととして前進させる年にしたい。

この時に、復興増税、消費税の増税を押し付け、TPPで国を売って恥じない政治はゴメンだ。手順の違いだけを競う民主、自民・公明のオール与党政治に未来を託せないことは明らかだ。

「アメリカと財界言いなり」政治の転換こそ、閉塞状況打開の道である。政治を変えたいという思いと、広がっている各層との共同を基礎に、日本を変える道筋・日本改革を語り抜きたい。総選挙での勝利をめざし、大きな志で今こそ日本共産党を強く大きくしようではないか。

 

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