撤廃の一点で共同を呼びかけ(京都民報5月25日付け)
日が経てば経つほど、知れば知るほど「後期高齢者医療制度」への怒りが高まり、いまや“列島騒然”と言って過言ではありません。
日本共産党は昨年10月17日に、この制度は、「75歳以上の人々を切り離し、まともな医療を受けられなくする大改悪」だ、 「4月実施を中止させよう」とのアピールを発表し、“中止”の一点での共同を呼びかけました。
いらい、医療関係者、老人会などあらゆる団体に申し入れるなど全国で運動を地道に取組んできました。
いま自治体、医師会の多くが制度の廃止を求めています。運動と世論の変化生まれたのです。まさに「燎原の火の如く」の広がりです。
私たちは、制度の廃止を訴えるチラシを全戸に配布しています。
「そんなに早く死ねというなら、意地でも100歳まで生きてやる。そして制度をつくった自民、公明に仕返しをしてやる」 との声が多く寄せられています。
雨の中の国会前宣伝と座り込み(退職連合など「『後期高齢者医療制度』の撤廃を実現する会」)厚生労働省包囲行動 (全日本年金者組合)、保険医協会医師による白衣の議員会館前宣伝、国会閉会予定日までの連日の座り込み行動(東京民主医療機関連合会) など、一層闘いの輪が広がっています。
5月20日の野党国会対策委員長会談で、4野党が衆議院に続いて参議院で「制度廃止」の法案を提出することを確認しました。 党の新たなアピールは、「撤廃の一点での共同」を呼びかけています。手直しではなく廃止に向けていよいよ山場を迎えます。頑張りましょう。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/05/25