こくた恵二
こくた恵二のこだわりエッセー

安倍内閣と正面から対決(しんぶん「赤旗」9月20日付
CS朝日ニューススター「各党はいま」に出演

 私は19日、CS放送・朝日ニューススターの番組「各党はいま」に出演し、朝日新聞・早野透編集員のインタビューに答えた。
 予想される安倍晋三政権と臨時国会でどのように闘うのかと問われ、大筋次のように述べた。
 まず、安倍氏の実像を明らかにすることが求められる。日本の過去の戦争を正当化する発言を繰り返してきているが、その歴史観、「先の戦争はそもそもどういう戦争だったのか」を問いただしていくことによって浮き彫りにしていきたい。
 「構造改革」という名の弱肉強食の経済路線と福祉切捨ての推進してきた責任と、いまそのもとでおこっている庶民の暮らしが破壊されている現実を突きつけて真正面から対決し、根本的転換を要求して闘いたい。
 いま格差と貧困という文字が新聞に載らない日はない。経済週刊誌もワーキングプアや過労死などを特集しているほど、人間らしい労働のルールが破壊されている事態です。
さらに住民税などの雪ダルマ式大増税しかりです。そのうえ、医療、年金、介護、障害者福祉と社会保障のあらゆる分野での切捨てなど、言い出せばきりがありません。国民の怒りを背景に、改善を求めつつさらなる国民犠牲を許さない闘いを進めたい。
 また、安倍氏は、「憲法改定を5年以内」に、「集団的自衛権の行使は解釈の変更で」とか、「臨時国会の最大の焦点として教育基本法改正案」の成立を公言している。
国のあり方をめぐって、極めて危険な動きにたいし、憲法を守り、教育基本法の改悪に反対する国民的運動を基礎に、廃案に追い込むために奮闘する。
 さあご一緒に闘いましょう。

(Update : 2006/11/01)