衆議院イラク特別委員会で首相を追及
15日、小泉首相が出席した衆議院イラク特別委員会で、派兵される自衛隊の「安全確保支援活動」が、掃討作戦などの軍事作戦をすすめる米英占領軍を支援することにほかならないと追及。戦争支援のための自衛隊派兵中止を求めました。 私は、自衛隊イラク派兵の「基本計画」について、派兵される航空自衛隊の輸送機が、米軍の物資や兵員を運ぶのかと質問。小泉首相は、「物資の協力ができればやる。米兵を輸送しないということにはならない」とのべました。 私は、米軍が現地でどのような活動をやっているかが問題だと指摘したうえで、占領米軍が抵抗勢力の掃討作戦を展開し、誘導爆弾による爆撃で標的の周辺住民らを巻き込むなど、罪のない民間人に多くの犠牲者を生み出していることをあげました。 小泉首相は、「自衛隊は戦闘行為には参加しない」などと筋違いの答弁を繰り返しましたが、私が重ねて追及すると、ようやく「安全確保の後方支援活動は物資の支援もありえる」と認めました。
NHKのニュースでは、小泉首相を追及しているところが、テロップ入りで流れました。
(Update : 2003/12/15)
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