こくた恵二
こくたが駆く

「空転」国会への対応で与党が4項目を提示

 与党の単独採決で「空転」していた国会では、2日夜、与党側が強行採決をしないよう徹底することなど4項目を野党側に提示し、「3日午後から参議院予算委員会で審議入りしてほしい」と要請してきました。
 4項目は、(1)福田康夫官房長官が各閣僚に対し、あいまいな答弁をしないよう伝える(2)参議院では強行採決をしないことを青木幹雄自民党参議院幹事長が予算委員長、イラク特別委員長に徹底する(3)衆議院の正常化に向け、10日に衆議院イラク特別委員会で小泉純一郎首相出席で質疑を行う。同特別委員会を毎週開き、イラク情勢の報告を行う(4)審議時間を十分確保する―というものです。
 野党側は、この提案を持ち返り、3日午前の国会対策委員長会談で検討することになりました。

(Update : 2004/02/02)