道路公団介入疑惑で、参考人招致を要求

　２７日、衆議院国土交通委員会で質問し、日本道路公団の藤井治芳前総裁が明らかにしている自民党の青木幹雄参議院幹事長や飯島勲首相秘書官をめぐる疑惑をとりあげ、藤井、飯島両氏の参考人招致を要求しました。
　藤井氏が明らかにした飯島氏関連の疑惑とは、公団人事をめぐって飯島氏が藤井氏に電話で「介入」したとされるものです。「しんぶん赤旗」が情報公開請求で入手した道路公団の調査結果をまとめた文書で、飯島氏が藤井氏に２回電話したとなっていることを明らかにしました。
　同疑惑についての私の質問主意書に内閣が「お尋ねにあるような電話をかけた事実はない」と答弁していることを示し、「虚偽答弁ではないか」と厳しくただしました。
　石原国土交通相は「公団総裁から飯島秘書官と名乗った人物から電話があったという報告は受けた」とのべるだけで、虚偽答弁については答えませんでした。

（Update : 2004/02/27）