こくた恵二
こくたが駆く

北朝鮮問題で質問、伝統産業功労者表彰式

 3日午前、北朝鮮問題を集中審議する衆議院予算委員会で質問しました。
 私は、再開された北朝鮮問題の6カ国協議が、その枠組みを強化する方向で進展したことを評価したいとのべ、拉致問題も国際的な枠組みで解決する努力が求められると強調しました。
 小泉首相は「6カ国協議の枠組みというのは重要だと認識している」と答えました。
 私は、今回の6カ国協議で、(1)朝鮮半島の非核化が共通の目標(2)対話を通じて平和的に核問題を解決すること(3)次回の協議を6月末までに開催し、作業部会を設置すること――が確認された点を評価。首相は「これからも粘り強く、北朝鮮との正常化をめざして努力したい」とのべました。
 私は、核問題について、軍事優先で核抑止力論に立つ北朝鮮に対する道理ある批判が大事だとのべました。拉致問題について、議長声明の「関連する懸案に対処することに合意した」との文言は拉致問題に触れたもので、拉致問題の解決を、北朝鮮による一連の国際的無法行為を精算する突破口として国際的な共通認識にすることが大事だと強調しました。
 さらに日朝間の諸懸案解決のために、日朝平壌宣言、第1回6カ国協議、第2回6カ国協議とすすんできた一致点を大切にし、前進させていくことが大事だと指摘。「改正」外為法や特定船舶入港禁止法案について、第1回6カ国協議の議長総括の合意に反するとして反対を表明しました。

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 国会から東京・豊島区内のホテルに移動。午後1時30分から、伝統的工芸品産業振興協会が開いた今年度の伝統産業功労者表彰式に出席しました。伝統的工芸品公募展に入選された方、産地の振興に指導的役割を果たしてこられた方の功績が表彰されました。
 今回、稀少工芸品産地(産地規模が小さいため伝産法による指定が受けられない工芸品等の産地)から受賞した18名のうち、京都の平田文男師は、京釣竿の職人さんです。私も師の手づくりの竿を大切にしています。今回の受賞を自分のことのように嬉しく思います。ぜひ「こだわり近畿 こだわり京都」「京の職人さん」のページで、平田師匠の作品をご覧ください。

(Update : 2004/03/03)