こくた恵二
こくたが駆く

早稲田大学・大隈塾で、2度目の講演

 17日、早稲田大学客員教授の田原総一朗さんが担当する授業(大隈塾)にゲストとして招かれ、小泉外交政策批判をテーマに講演しました。授業の前に田原さんと、打ち合わせをした大隈会館から出ると、そこは新緑がいっぱい。

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 現役学生のみなさんの前で、お話するのは、1昨年の10月に続いて、2度目となります。午後1時に始まった授業で、最前列の学生から「テレビで見たことある」の声があがると、田原さんから「生のこくたさんです」と紹介されました。

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 講演では、まず年金問題についてふれ、イラク戦争を題材に話をすすめました。
 (1)イラク戦争が国際法違反の侵略戦争であること、(2)日本の自衛隊派兵の根拠・大義は、ことごとく崩れたこと、(3)いま、アメリカの軍事占領が大破綻という問題に直面していることなどを指摘しました。
 そのうえで、日本の外交・安保のあり方について、今のままでよいのかという疑問の声があがっていることを紹介。小泉首相の外交姿勢に厳しい批判の立場をとっているが、道理に基く北朝鮮との交渉は支持すると表明しました。そして、21世紀の世界に何を働きかけるかと問いかけ、今後の活動の方向をのべました。

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 40分の講演のあと、3人の学生から、イラク人質事件とNGOのとりくみ、集団的自衛権、憲法の平和主義について質問が出され、ひとつひとつ答えました。教室内は、200人を超える受講生で、いっぱいでした。

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(Update : 2004/05/17)