こくた恵二
こくたが駆く

滋賀・今津町で過去最高の170人が参加

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 29日、滋賀県今津町で過去最多記録を更新する170人が参加して開かれた演説会に駆けつけ、参議院滋賀選挙区の林としろうさんとともに、日本共産党の躍進を訴えました。
 演説会には保守系の町議や郡内の開業医の方も参加。「ようわかる話やった」「北朝鮮に対しても日本共産党が筋を通してキッパリ言っていることに共感しました」「共産党さん、あれだけの人をどこから集めてきはったん」という感想が寄せられました。


photo 地元の伝統産業、和ろうそくの製造技術を伝える大西明宏さんの訴えを紹介します。

 同級生の森脇君(同町町議)と林さんがうちにこられて、演説会で話してといわれるので、気楽に引きうけました。
 共産党というと、理由のないバッシングがあるんですね。いったい共産党のどこが悪いんやと、何人かの人に聞いてみました。そしたら結局、こうこうこうやから悪いというのはない。昔の、国の方針に逆らうと憲兵に引っ張られる、みたいな意識が潜在的しているものやと思うんですね。
 人間は本来、自分で心に思ったことを言い、自分で考えて進んでこそ、幸せをつかめるものやと思います。表面的に納得していても満足は得られないと思います。
 林さんとか、穀田さんなどは、そういう根底の考え方をうやむやにしない。今の経済社会のなかで一生懸命やっていくというのが(主張の)ベースにある。そうでなければ、私も商売人ですから、穀田さんたちと同調できないと思うのです。
 年金問題でも、みんながあいまいに、見すごしてきたツケが回ってきたと思います。
 大学4年の二男に聞くと、採用試験を受けても全部最後に落とされる、友だち10人のうちまだ1人しか採用されていないというんです。(企業は)若い子を採るふりをしているだけではないか。これも(企業のやり方を見過ごした)今までのしわ寄せだと思います。
 林さん、穀田さんたちには、人間の根底の考えを引き出して、がんばってほしいと思います。


photo 今津町松陽台の元自治会長の角井孝夫さんの訴えを紹介します。

 昭和13年(1938年)今津の尋常小学校を卒業した同級会をこの4月に開きました。そのなかで、世の中があまりにもひどいということが話に出まして、教師をしていた私たちは、お前ら何をしとったんや、といわれ、返事ができませんでした。守備範囲では、誰にもできないことをしてきたと思っていますが、母親が子を虐待死させる世の中になるとは。夢にも思いませんでした。
 しかしよく考えてみますと、今の年金問題、昔だったら総辞職だと思います。小泉内閣は辞職どころか、国民に泥を塗る3党合意で、あれあれ、といううちに年金法案を(衆院で)通した。まるでサギではありませんか。おれおれサギというのがありますが、これは、あれあれサギ。一国の長がこんなことで、どうして、子どもにけじめがつけられましょう。
 公明党におきましては論外であります。あと出しジャンケン、大うそ、イラクから帰ってきた弱い立場の3人の方に、高圧的に政府に迷惑をかけた、かかった費用は弁済せよ。そういうた者は、国民に迷惑かけても、歳費や政党助成金の弁済のべも、いわしません。
 こういう人らが国会で何でもありをやってくれたのでは、国民がたまったものではありません。消費税、有事法とか憲法の問題。日本はどうなるかと思います。
 今日を機会に、力を合わせて国会に新しい血を注入したい。こういうことは、立場を超えてやっていけるのではと思っております。7月の選挙では、ほんとうに国民の味方になってくれる人が出るよう立場を超えてやっていきましょう。

 大西さん、角井さんの訴えは、「しんぶん赤旗」より転載しました。

(Update : 2004/05/29)