こくた恵二
こくたが駆く

横浜市内3カ所で街頭演説、谷善碑前祭

photo 5日、年金改悪法案の採決強行に抗議して、神奈川選挙区・はたの君枝参議院議員と一緒に街頭演説しました。同日午前9時半に、小泉内閣と自民・公明両党が参議院本会議で同法案を可決、成立させた直後とあって、横浜市港南区の上大岡駅前には800人、旭区の二俣川駅前には700人、港北区の新横浜駅前には1000人が集まりました。
 私は、自公与党の暴挙について民主主義を踏みにじるやり方と批判。同法案が実行されれば、年金の未加入者が増える空洞化をますます深刻なものにし、国民のくらしと経済を破壊するとのべ、実行させないため怒りの声をあげ、参議院選挙では悪政を推進する自民・公明両党に厳しい審判を下そうと訴えました。
 そして、北朝鮮問題の解決のために果たしてきた日本共産党の役割を詳しく紹介し、内政でも外交でも任せていただける党ですとのべ、小池晃政策委員長・参議院議員、はたの議員の再選へ、日本共産党への支持をよびかけました。

 同日、石川県能美郡辰口町和気で開かれた「第28回 谷口善太郎 没後30周年碑前祭・偲ぶ会」にメッセージをおくりました。京都からは、1972年、旧京都1区で複数当選を果たした元衆議院議員の梅田勝さんが参加。記念写真が届きましたので、メッセージとあわせて紹介します。

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 碑前祭にご参加の皆さん、出席できず残念ですが、谷善さんを偲び、心からごあいさつを申しあげます。
 谷善さんが亡くなられてから、30年の年月を数えます。谷善さんは、戦前・戦後の激動期に、革命的な政治家・衆議院議員、清水焼職人、プロレタリア作家として、大きな業績を残し、多くの人びとに愛され親しまれながら、1974年に京都でその生涯をとじました。
 国会では、本日未明、小泉内閣と自民党、公明党が、10数年にわたって国民に負担増と給付減を強いる年金改悪法案の採決を強行しました。満身の怒りを込めて抗議します。私も国対委員長として徹夜で指揮をとりました。一昨日の委員会で、わが党の小池晃議員の質問の直前に審議を封殺したことは、議会制民主主義を二重三重にふみにじるやり方で、断じて許せません。来るべき参議院選挙で審判を下すため、力を合わせましょう。
 「風満堂」(風、堂に満ちる)の言葉にふさわしい情勢です。今こそ、谷善さんの遺志をしっかりと受け継いで、政治のゆがみをただす本物の改革をすすめ、国民が希望をもてる日本をめざして、全力でがんばります。最後に、皆さんのご健康と、いっそうのご活躍を願いまして、ごあいさつといたします。

(Update : 2004/06/05)