委員会質問、国会議員団総会、京都で演説

　１６日、午前中の国土交通委員会で、三菱自動車の悪質な欠陥隠しを教訓に自動車の事前審査体制の強化が必要だと迫りました。“走る凶器”欠陥車をユーザーに販売することこそ重大問題です。
　国土交通省は、私の求めに応じ、重大事故につながる部位のリコール届け出件数を発表。２００３年度は、走行不能２２件、制動低下６件、火災１件の計２９件で全体の２割（７５万８０００台）を占めることがわかりました。
　私は、リコールの届け出は三菱以外のメーカーにもあり、重大事故に直結する重要な部品の欠陥もたくさんあることを示し、リコールで得た重要部品についての貴重な情報を新規申請車両について生かし慎重審議すべきと要求しました。
　石原伸晃大臣は、「不具合情報を形式認証に有効活用し、事故への積極的な安全対策を強化していきたい」と答弁しました。

　同日、第１５９通常国会が閉会しました。午後、日本共産党国会議員団総会で、志位和夫委員長があいさつし、参議院選挙勝利へ奮闘することをよびかけました。
　総会に先立つ両院議員団会議では、今期で参議院議員を勇退される池田幹幸さん、井上美代さん、岩佐恵美さん、小泉親司さん、富樫練三さん、林紀子さん、吉岡吉典さんの７人があいさつしました。

　午後１時からの衆議院本会議のあと、西山とき子参議院議員と一緒に新幹線で、この日の最高気温が３３度に達した京都へ。午後５時、京都駅前で、参議院比例区の矢口雅章さん、中井作太郎京都府委員長、新井進府議とともに訴えました。

（Update : 2004/06/16）