台風被害の惨状を調査。大江町・福知山市
朝7時に京都を出発し、台風23号、被災現場に直接足を運ぶことに、本日は大江町と福知山市に入って、現場の調査をおこなった。 大江町は、町役場自体が1階の受付カウンターよりも上まで浸水する床上浸水に見舞われ、防災無線が機能を停止し、対策本部を急遽2階に設置するなど、たいへん混乱した状況。床上浸水世帯が訪問した時点では360件が確認されていましたが、詳しい状況は『これから調査する』という段階でした。 大江町役場2階で伊藤町長と懇談し、対策本部にいた皆様を激励しました。(松尾孝京都府会議員団団長、島田敬子府議、吉田さゆみ党北部対策委員長も同席)
大江町の中でも被害が比較的大きかった河守(こうもり)地区の新町へはいり、被災した住民から聞き取り。 床上浸水で1階の天井近くまで浸水した家もあり、通りには水にぬれて泥まみれになり使えなくなった家財道具が、ゴミとしてうずたかく積み上げられていました。 道路に放置された車、大量の泥、、、、これからの生活再建のことを思うと政治の力は絶対必要と実感。
昼ごはんは、移動の車内でおにぎりを食べてすませ、午後からは福知山市へ。 福知山市は由良川の支流があちこちで氾濫し、床上浸水が262箇所、道路の通行規制が80箇所など、こちらも深刻な被害が出ています。なかには橋が流されて孤立した家屋も。 倒木で川がせき止められて、水の流れが変わり、道路の上を川が流れている地域にはいり(福知山市上佐々木)、住民から「いち早くもとの流れにもどしてほしい」との要望が出されました。
被害状況を聞き取るのと、住民から出された要望を伝えるため、福知山市役所と、福知山河川道路事務所を訪れ、懇談しました。 住民の生命・財産を守る、公務員として本来の仕事を、しっかりと実行してほしいと伝えてきました。 (写真は福知山河川道路事務所にて。地図を広げて説明を受けているところ)
この日は、午後7時半には京都市内にとんぼ返りで、講演をおこなう強行日程でした。 党創立82周年、谷口善太郎没後30年の記念講演会ということで、先人の不屈性や、党綱領の中身を語りました。 講演を終えた後、一路舞鶴市へ、ホテルに着いたときにはすでに11時を回っていました。明日は舞鶴市と、宮津市に調査に入ります。
(Update : 2004/10/23)
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