こくた恵二
こくたが駆く

臨時国会が閉会

photo 今臨時国会を振り返って、短い国会ではあったが、日本共産党の値打ちが光ったと言えるのではないだろうか。
 イラク問題では、小泉首相のイラクへの自衛隊派兵の根拠をことごとく突き崩してきた。私は、既報のように、イラク特措法廃止法案の提案者として、米軍のファルージャでの無差別攻撃という国際人道法違反の戦争犯罪と、それを支持する外務省の態度を厳しく糾弾した。
 「改悪年金法を廃止せよ」のたたかいの中で、年金に対する国庫負担分の引き上げの財源として、あろうことか庶民増税で賄うとしていることを明らかにした論戦は、志位さんならではのものだった。定率減税縮小廃止のねらいを告発した。

photo 新潟中越大震災、各地の台風水害被害への救援のたたかいは。特筆すべきものであろう。議員団はただちに現地調査に議員を派遣し、現地での救援ボランティア、募金活動と結びながら、国会各委員会で被災者支援のための論戦を行い、全力をあげた。私も「国の制度として、個人補償の実現」という一貫した主張を展開した。
 コミニュティに配慮した仮設住宅設置、個人宅の庭にも簡易住宅の設置、床上浸水家屋に対しても被災者支援法の適用など、数多くの成果を勝ち取った。
 国会閉会日、野党で共同提案した住宅本体の再建への補助をないようとする「生活再建支援法」改正案の継続審議に反対し、廃案にした自民、公明両党のやり口には、心の底から憤りをおぼえる。

 日本共産党国会議員団は、4日5日とそれぞれの地元を中心に思い切った宣伝を行うことを確認し、全国に散った。

私の自宅のお向かいのおうちの紅葉がとてもきれいだったので思わず撮りました。

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(Update : 2004/12/03)