党首会談が開かれる
本日午後、首相官邸で、自衛隊のイラク派遣延長問題を中心に、党首会談が開かれた。わが党からは、志位委員長と市田書記局長が出席。民主党、社民党の党首・幹事長がそれぞれ出席した。 志位委員長は、拉致問題での日朝間協議について、小泉首相に対して次のような提案を行なった。(大要) 一、今回の北朝鮮の態度は、きわめて重大かつ無責任なもので、日朝平壌宣言に反するもの。日本共産党は尊い人命にかかわる問題で、虚偽の「資料」を提出した北朝鮮側の不誠実な態度に厳しく抗議する。 一、北朝鮮の提供した資料は、虚偽の連続している。これらの事実は、北朝鮮側の交渉担当者に、当事者能力があるのかどうか、きわめて疑わしい。外務省の説明によれば、北は「特殊機関の関与した事案であり・・・調査が難しい」と述べている。当事者能力を欠く相手と交渉を続けても、解明と解決につながらない。 日本共産党は、解明と解決に有効な役割を果たすためには、日本政府は、北に対して、つぎのことを要求するよう求める。 @北の交渉当事者を、拉致問題の全貌を知り、問題の解決に責任を負い権限を持つ人物を配置すること A現場の全面調査、関係者の聞き取りなど、日本側の真相解明活動に十分な保障を与えること。
(Update : 2004/12/09)
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