阪神・淡路大震災10周年メモリアルの日に
阪神・淡路大震災、あの日から今日で、まる10年を迎えた。
今、災害援護資金の強制取り立てや、家賃滞納を理由とした公営住宅の追い出しなど、被災者の実態は深刻な社会問題となっている。 昨年は、新潟中越地震、そして日本各地を台風・豪雨災害が襲い、災害対策の遅れや不十分さが改めて浮き彫りになった。 阪神・淡路大震災を絶対、風化させてはなりません。
私は、昨日行われた「10周年メモリアル集会」にメッセージを送った。また本日行われた『市民=議員立法実現推進本部(代表・小田実氏/事務局長・山村雅治氏)』の集会に、下記のメッセージを送った。
阪神・淡路大震災を風化させず、 被災地から「人間の国を」!
本日、国会の用務で出席がかないません。 みなさま方と心をひとつにして、市民・議員立法運動に取り組んだことは、私の政治活動の誇りでもあります。 災害を通して、政治のあり様が鋭く問われました。被災者を救えずして、何の政治でしょう。安心、安全の防災対策の万全を期せずして、国家と言えるのでありましょうか?
“人間の国”をつくろうではありませんか! 新たな地平へと手を携えて、共に歩み始めようではありませんか。
阪神・淡路大震災10周年の日に
衆議院議員・日本共産党国会対策委員長 こくた 恵二
(Update : 2005/01/17)
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