『国領五一郎を顕彰する京都の会』結成総会
みなさん、国領五一郎をご存知でしょうか。 京都・"西陣"が生んだ日本共産党創立者の一人で、谷口善太郎とともに活動し、労働運動・大衆運動の全国的な指導者であった人物。戦前の天皇制専制政治による侵略戦争に反対したため、野蛮な弾圧を受け、1943年に堺刑務所で獄死(40歳)をしている。獄中で、「未来は光明に満ちあふれている」「面白い、意義ある時代に生きている」と喝破し、科学的社会主義の理論にもとづく不屈性を示した先達である。 今、二度と侵略戦争を繰り返さないと誓った憲法9条を改悪しようとする動きが急速につよまっている。戦前、平和のために命をかけてたたかった多くの人々を顕彰していくことの意義は大きい。 今日の、『顕彰する会』の結成総会は、国領五一郎の歩んだ不屈のたたかいを学び、憲法9条を守り抜く決意を固めあう集まりとなった。
総会は最後に役員を選出、私は藤原ひろ子さん(元衆議院議員)らとともに、会の顧問に選出された。平和と民主主義を愛する多くのみなさんに、ぜひこの会に入会していただきたい。
(Update : 2005/03/13)
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