こくた恵二
こくたが駆く

JALの多発事故問題と彦根ボートピア問題で、今日は2回の質疑   

 今日は朝から国土交通委員会に出席、午前は日本航空の多発事故問題に関する集中質疑、午後は一般質疑で、滋賀県彦根市の“場外舟券売り場”建設計画問題についてと2回の質疑を行った。


  JALの多発事故問題

photo JAL問題では、まずはじめに、「御巣鷹山の教訓は何だったのか」と新町敏行社長に尋ねた。新町氏は「原点である」と述べた。本当にそうか。
実際現場で働く乗務員、日航客室乗務員組合は、以前から安全上の問題点を指摘していた。つまり、組合の意見・指摘を素直に聞いていれば、起こらなかったともいえる。私は「現場の声というなら、真っ先に組合に聞く。安全問題に関しては、一致協力していくべきだ。」と指摘した。

photo 私は今年3月10日に出された“JAL GROUP NEWS”を示し、「JALグループが策定した05〜07年度中期経営計画には、『いかなる環境においても、利益を生み出せる事業構造の構築』をうたっている」ことを指摘、昨日の参議院の質疑のなかで、「安全第一」「安全部門が合理化の対象としない」と発言している点について、「では安全部門とはどこか、運行乗務員や整備士などまさに直接安全にかかわる部門は合理化の対象としないということか」と追及した。しかし「直接安全を損なうようなもの合理化しないということ」と述べ、具体的な答弁はなかった。

(Update : 2005/04/20)