JR尼崎脱線事故現場を調査
国土交通委員会として、JR西日本福知山線列車脱線事故状況調査を行なった。
事故現場のマンションの一階で、尼崎消防局をはじめ多くの消防局等のみなさんが脱線車両の一輌目の救出作業を懸命に行なっていた。救出に全力をあげている各部署のみなさんの努力が実るように願うばかりだ。
二輌目をようやく取り除き、一輌目の車輌を、重機で少し北側にずらしての作業だった。 事故現場を間近で見ると、いかに大惨事か言葉もないくらいだ。 あらためて犠牲となった方々へのお悔やみと、負傷された方々にお見舞いを心から申し上げたい。 車輌がひしゃげている状況は、調査に参加した誰もが、「想像もできない現況だ」と思わず絶句した。車輌の原形もなくなるほど変形している。とてつもない衝撃の大きさだったことが分かる。 事故原因についての、調査委員会の徹底究明を求めていきたい。同時に関係者を国会に呼んで原因と責任の究明、再発防止についての集中的な審議が必要である。
(Update : 2005/04/28)
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