こくた恵二
こくたが駆く

治安維持法国賠同盟の衆院議長申し入れに同行/京都保険医協会と懇談

photo 治安維持法犠牲者国会賠償要求同盟は、治安維持法犠牲者に対し、謝罪と賠償を求めて、河野洋平衆院議長に申し入れを行い、私が同行した。
 治安維持法の犠牲者である松崎濱子さんは、関東大震災直後の韓国朝鮮人に対する残酷な扱いを目撃したことや、自身が何度も治安維持法によって逮捕された体験などをリアルに話され、「憲法の問題など今の日本の状況を見ていると心配。日本の起こした戦争を反省し、中国などの国々ときちんと話合っていくべきだ」と訴えた。
 河野議長は、「私も心配しているひとり。衆院議長として少数意見も大事にする運営を心がけている」と述べた。

photo 京都府保険医協会の垣田さち子副理事長、社会保険きょうと健康管理センター労働組合の香川裕一執行委員長などのみなさんが来室。現在、国会で審議されている『障害者自立支援法案』が成立すると精神科通院医療費の公費負担制度が廃止になるため、「精神科通院医療費の自己負担引き上げ中止を求める要請書」を精神科標榜会員131名中59名の連名署名とそれぞれの意見が書かれたものをお持ちいただいた。
 また4月に参院で可決された『独立行政法人年金・健康保健福祉施設整理機構法案』は、社会保険「きょうと健康管理センター」を含む社会保険関連施設を解体・売却しようというもの。きょうと健康管理センターについて組合の香川裕一執行委員長から話をお聞きした。

(Update : 2005/05/12)