全建総連の集会に参加、デモを激励
全建総連の7・12中央総決起大会が日比谷野外音楽堂で開かれた。日本全国から、会場の通路までいっぱいの人、人で埋めつくされた。
私は日本共産党を代表して、連帯のあいさつを行った。
全建総連の7・12決起大会あいさつ(大要)
日本共産党からは、吉井英勝衆議院議員、井上哲士参議院議員、仁比聡平参議院議員、紙智子参議院議員、吉川春子参議院議員、東京土建出身の大門実紀史参議院議員が激励に参加しています。
日本共産党を代表して、私が連帯のあいさつを行うものです。
郵政民営化法の5票差の可決は政局に衝撃を与えました。国民は民営化を望んでいないことを反映したと同時に、小泉・自公政治の手法、国民に痛みを押しつける政治、外交の行き詰まりを反映したものです。
さて、本日の決起大会は、建設国保要求実現運動“夏の陣”の始まり、“冬の陣”中央闘争委員会へのスタートです。
長期不況のもと、建設現場での働く現状は深刻です。賃金・単価の引き下げや不払いが横行しています。「ケガと弁当は自分もち」と言われて、久しく、「せめて病気の時だけでも安心して」の願いは当然であり、建設国保は皆さんの命綱です。
財務当局も、「皆さんの努力で健全経営」と評価し、国会では「育成の」請願が採択されています。ありとあらゆる意味で、建設国保予算確保の重要性は明確ではないでしょうか。力を合わせて、要求実現、満額回答めざし闘おうではありませんか。
この機会に、皆さんの運動に心から敬意を表し、運動の一層の前進を期待するものです。
@小泉内閣の定率減税縮小・廃止に反対し、国会要請行動を展開してきました。
新たに計画されているサラリーマン増税、消費税増税に反対する先頭に立って奮闘をのぞみます。ともにスクラムを組んで阻みましょう。
A制度的要求の点でも、建設現場に適正なルールを求める「公契約法・条例」制定の取り組みは重要な意義を持っています。いまや、全国市長会が決議をあげるまでになっています。実現めざしていっそう力強くご努力を。
B命と健康を守る上で、「アスベスト」問題の闘いも重要です。私の住んでいる京健労をはじめ全健総連が告発、取り組んできました。いよいよ切実な問題です。政府の責任追及など運動を大きく広げましょう。
政府のねらう医療保険制度の「改革」、即ち国保組合統廃合問題も重大です。政府は執拗にねらっています。これからが正念場です。これらの運動を大きく前進させ、大増税ノー、平和でこそ建設労働者の生きる道ありとの声を響かせようではありませんか。
ともに闘う決意の表明とします。
集会後、国会へむけてデモ。デモの隊列は長く続き、2時間半近くを要した。参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
(Update : 2005/07/12)
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