こくた恵二
こくたが駆く

おめでとう・25回記念、宵々山コンサート

photo いやはや実に楽しかった!京都市円山公園野外音楽堂でおこなわれた第25回宵々山コンサートにでかけた。
 出演者の高石ともやさんは、三宅誠孝前京都市会議員を通しての友人。諸口あきらさんは京都民報での対談以来の友人。
 杉田二郎さんは立命館大学で4年間?(何せ二人とも通常の 期間で卒業してないことは確かだ。)ともに青春を謳歌した、同級生である。当時すでにプロの歌手として活躍をしていた杉田二郎さんに、親友のよしみでコーラ一本とケーキ一個だけで、ベトナム反戦の学生集会などで歌ってもらった頃が懐かしい。彼は歌で、私は学生運動で、お互いに学生時代に情熱を傾けた事で現在プロとして活動しているのだから、感慨深いものがある。
 高石ともやさん、杉田二郎さんと、出番の前に楽屋裏でパチリ。ところで、”ともや”さんと言えば”マラソン”だが、今日のコンサートにも松葉杖で出演。そういえばこの6月に足を折って手術・入院の憂き目にあったと、葉書で知らせてきていた。
 何が何でも”ホノルルマラソン”には、出る。親友の三宅誠孝さんが、「『余り無理をしないように』と医者に言われてるやろ」と諭す。いやはや、コンサートには車椅子で登場だった。

photo コンサートが始まる30分ほど前から、司会進行役の永六輔さんが、トークで会場をバンバン沸かせてくれる。「最近の中学生の間で会話されている事―小泉首相って靖国神社を郵便局にしたいんでしょ?―だって、ホント、その郵便局の局長さんにでもおとなしく収まっていてほしいものですよネ」イヤハヤ実に巧い、そしてしっかり本質を突いている。「郵政民営化」も「靖国神社を郵便局に」もどちらもホントは『荒唐無稽な無茶な話』なのだ。
 永六輔さんの話で、すっかり緊張のほぐれた会場は、歌が始まると舞台と観客席が自然と一体になった盛りあがり、実に楽しかった。
(写真左、トップバッターで登場した諸口あきらさん)

(Update : 2005/07/18)