こくた恵二
こくたが駆く

昨日に続いて党創立記念講演会―京都・北地区

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 昨日に引き続き、今日は京都・北地区委員会、日本共産党北区
・上京区後援会主催の党創立記念講演会と音楽のつどい。

 まず私は、最近起こった外国でのテロ事件の問題についてふれて「わたしたちは、たとえどんな理由があろうとも、無関係な民間人が犠牲となるテロという行為を断じて許さない立場です」と厳しく糾弾、その上で「テロの起きる背景となっている問題を取り除く事が大事である」と指摘をした。

 その後、憲法・靖国神社の問題で「今年は戦後60年の節目のとき。同じく侵略した過去を持つドイツでは、ナチスドイツのおこなった侵略の事実をつねに反省し二度とくりかえさないという立場にしっかり立つ事で、ヨーロッパの近隣国との友好関係を強固に築きあげている。翻って日本は、この大事な節目の年に憲法を守ろうという立場ではなく、戦後政治の出発点である憲法をないがしろにし、第9条をなきものにしようとしている」
「これは、ある有名な保守政治家の言っていたことだが、靖国神社は、あれは戦争をしないと誓う神社ではなくて、戦争を褒め称える『戦争をするための神社』だと言っていた」という話を紹介した。
 改憲の動きは、日本軍国主義の戦争を「正義の戦争」と美化する動きと結びついているところが特徴だ。
 この動きを厳しく糾弾し、過去の侵略戦争を反省することこそ戦後政治の立脚点であり、憲法に具体化された日本の政治の進むべき方向だと国民的討論を呼びかけ、憲法9条を守ろうと訴えている日本共産党の役割の大切さを明らかにした。


 また、郵政の問題では参議院の結果次第では、解散になる可能性も取り沙汰されている。
 政局が激しく動いている状況について国会の状況などまじえながら、生々しい実態を報告。
 自民・公明の政治に対する不満、”政治を変えてほしい」の願いが底流にある。
 その願いは、日本共産党の躍進でこそ実現できる。
 「解散になれば、メディアは、政権交代=政治の担い手を誰にするかを焦点にしてくる。しかし、自民党と民主党の違いは民主党の岡田代表自身が言っているように『日本橋三越と高島屋の違い』しかない」
 自民と民主は、国政の基本問題において、消費税とサラリーマン増税路線、改憲、介護保険の改悪に見るように社会保障の切捨てなどで、何ら変わりない実態であること、まさしく二大政党とはオール与党に他ならない。。 
 どんな政党の組み合わせになろうとも「大事なのは国民の声を政治に届ける事ができる『真の野党』である日本共産党が伸びるかどうかが焦点であるという事を堂々と訴える事が大事だ」と強調した。
 最後に「選挙になればマスメディアは、日本共産党をほとんど無視することは明らかだ。
 皆で日本共産党の風を起こそうではないか。
 日本共産党が国民と直接結びついていく事が大事で、今とりくんでいる党を大きくする大運動を成功させることがカギだ、もしまだしんぶん赤旗を読んでおられない方がいたらとって読んでほしい、まだ入党されておられない方がいたら入党してほしい」と訴えて講演を締めくくった。
 

 昨夜も今日も、日本民主青年同盟の若い党員が決意を述べた。原水爆禁止世界大会に向けての取り組みや、地域での青年との交流をはじめとする元気な活動報告であった。
 
 喜ばしいことに、昨夜は3人の若人が入党を決意とのこと。引き続きがんばらなくっちゃ。

(Update : 2005/07/24)