今週の国会――“五里霧中”
“今週の動き” 今朝、衆議院への「一番乗り」は、私であった。国会議事堂には各所に「議員登院表示板」があり、衆院に入った際、自らの名前のプレートを押す。誰が国会に来ているか一目でわかる仕掛けになっている。 午後に戻ってきて「登院表示板」のプレートを押している議員は全く少数であった(午後4時現在で41名。大臣、各党幹部、国対関係者が中心)。つまり、多くの議員が地元に張り付いていることを示している。
東京新聞の7月30日付はなかなか衝撃的だ。「『最後の週末』揺れる決断」と、8月5日にも行われる参院本会議での郵政民営化法案の先行きが見えないまま突入しそうだと解説している。 そして、「小泉首相と自民党幹部は、29日、郵政民営化関連法案が参院本会議で否決された場合、衆院を即日解散する方針を固めた」と自民党幹部が明らかにしたことも載せている。 真相の程はまだわからないが、登院の状況を見ると・・・「?」 今日も議院運営委員会のメンバーの一人は、「99%の議員が解散反対しているのに、やりたい人が一人いるんだよなー。その人が“権限”を持つ人だから大変だよな」と、連立を組む党の一員は、「何時(解散)あるのかはわからないが、いずれにしても首相の求心力が低下し、早晩解散が行われる」とそれぞれ私に述懐した。
参議院・郵政特別委員会は、8月1日に、一般質問を行う。 8月2日には、総理出席、NHKテレビ中継の総括質疑を行う。 参院で、大門、吉川両議員が質問に立ち追及する予定だ。 決まっている予定はここまでである。あとは五里霧中である。
(Update : 2005/08/01)
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