こくた恵二
こくたが駆く

談合企業からの献金に無反省=岩井国土交通副大臣

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 今日開かれた国土交通委員会では、先日に引き続き、橋梁・道路公団談合事件を取り上げた。

 この問題では、前回の委員会で岩井国臣国土交通副大臣・参議院議員が、談合企業から政治献金を受けていたことを指摘、そのような献金は返すべきではないかと追及した。これに対し岩井副大臣は「どのようにするか考えたい」としていたにもかかわらず、10日近くたった今日も、「談合にもいろいろある」と返金する意思を示さなかった。
 岩井副大臣は、国土交通省・道路公団発注工事にかかる鋼鉄製橋梁の談合で起訴された横川ブリッジなど5社の企業から献金うけ、さらに東京都発注工事で暴力団を使って脅迫し、談合を行っていた勝村建設からも献金を受けている。
 受注企業からの献金は、公正な発注を損なうことから、私は「副大臣に就任し、発注側になった昨年9月以降に、受注者側からの献金を受けたことはあるのか」と質した。

photo 岩井副大臣は「副大臣になる前となってから特段何の変化もない。なってからも建設業者から寄付はある。私は建設関係の比例代表として選出されていると認識している」と答弁。全く無反省で、発注者の責任も自覚していないことが鮮明になった。
 “私は建設業界の代表として選出されている”=この答弁には、自民党議員席からも野次が飛んだ。

(Update : 2005/08/05)