こくた恵二
こくたが駆く

「ほっとけない」運動をご存知ですか?

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 先日私のもとに下記のようなメールが届いた。


 こくたさんはじめまして。少し長いのですが、最後までお読みいただければ幸いです。

  私は、現在世界同時進行で行われている 「Global Call to Action Against Poverty(http://www.whiteband.org/)/ほっとけない世界のまずしさ(http://hottokenai.jp/)」 という草の根運動に賛同し、参加しているいち会社員です。
 すでにご存じのことと思いますが、「ホワイトバンドプロジェクト」と呼ばれているこの運動は、日々拡大する貧困をなくすために、経済的な援助よりもより根本的な解決…世界の仕組みを見直し、変えてゆく、という大きな取り組みを、それぞれの国のリーダーに実行してもらうよう働きかけるために、国民が腕などに白いバンドや帯を着けて「貧困をほっとかない」意志を表明する、というかたちで行われています。そして2005年という年を「貧困をなくす第一歩を踏み出した歴史的な年」とすることを目指しています。
 それぞれの国では、この運動を多くの人に知ってもらうために、この運動に賛同した人気俳優やスポーツ選手などの著名人がウェブサイトやPRフィルムに出演しています。日本でもサッカーの中田英寿や水泳選手の北島康介、歌舞伎俳優の中村勘九郎やタレントの藤原紀香、歌手の一青窈ほか多くの著名人が運動に参加し、PRに一役買っています。
 しかしながら、運動の中心がNGO団体であるために、 PRの媒体がまだまだ少なく(日本国内の運動に限り、かつ私の知る限りですが)、ウェブで見る以外では、今のところまったく見かけません。ウェブの使用頻度が比較的高く、また人気音楽アーティストなどのPRによって、若い人には少しずつ広まっているようで、駅や街で白いバンドをしている人をちらほらと見かけるようになりましたが、おそらく年齢が上がるにつれて、この運動の知名度はどんどん下がるのではないか、と感じています。
 そこで、もしこくたさんがこの運動の主旨に賛同し、参加していただけるのであれば、白いバンド(ホワイトバンドと呼ばれています)を身に着けていただきたいのです。

以下略

photo メールを受け取って、さっそくホワイトバンドを手に入れようと思ったのだが、買いに行った店のめぐり合わせが悪かったのか、どこへ行っても売り切れで、なかなか手に入らず、昨日やっと手に入れることができた。(実は愚息が、運動に共感、さっさと手に入れていたのだ。それをプレンゼントしてもらったわけだ)

 今日はさっそく腕にホワイトバンドをはめて候補者活動をしたのだが、意外な人から「ア!さすがこくたさん、ちゃんとホワイトバンドしてますね」と声をかけられたりして、じわじわと運動が浸透しているようだ。
 私も、その運動を広げる一助になれたかと思うと、少し誇らしげに思えるから不思議だ。

 みなさんにもぜひお薦めします。詳しくはこちらを参照してください。

(Update : 2005/08/11)