こくた恵二
こくたが駆く

幾重にも道理のない小泉首相の靖国参拝

 小泉首相は、靖国参拝を行った。
 首相の靖国参拝は、「日本が自存自衛の為に行った戦争だ」「アジア解放のための戦争だった」と宣伝する、靖国神社の「戦争についての考え方」にお墨付きをあたえるものであると私どもは厳しく批判してきた。
 首相はこの指摘に対して「靖国神社の考え方と政府の考え方は違います」と答弁してきた。だとするなら、神社参拝に道理がないではないか!
 戦後60年という節目のときに、自分の信条だけを優先させて参拝することは、国の利益の上に置く行為は、日本外交のゆきづまりをいっそう深刻にするものだ。

(Update : 2005/10/17)