国会移転政党協議会で態度表明
本日の午後、国会内において国会等の移転に関する政党間両院協議会が開催された。 昨年来、膨大な予算を必要とする国会移転というムダはやめようと、その方向を決めるに当たって政党間の協議会が設置されたことはすでに何度も触れた。(2004年12月23日掲載) この協議会の仕事は、いったん国会移転の両院決議を行なったこともあり、収束の方向をどのように提起するかを協議することであった。 発足当時、扇千景議員(国土交通大臣をやめた直後)は「国会を移転を要望する県や地方の陳情行動のための何億という予算を使うことはまったくムダである。移転はしないのだから、もうこのようなことはやめさせることが肝要だ」と発言したものだ。 いままた、大型公共事業という幽霊が形を変えて”復活”しようと徘徊しだした。 「危機管理機能の中枢移転」などの考え方を調査研究するという名目で予算を計上しようとしているだ。 私は、一貫して、ムダな移転計画はキッパリ断念すべきであると主張してきた。 その上に立って、地方の国会移転誘致の運動はしない了解を地方自治体にもらうこと、国会議員全部にこのことを報告し了承も求めることなしに進めるのは反対であるとあらためて態度表明を行なった。
(Update : 2005/10/24)
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