こくた恵二
こくたが駆く

自民党の改憲草案を徹底批判

photo 本日午前は、建交労京都支部の第9回定期総会に出席してご挨拶。失業対策事業の伝統を引き継ぐ、京都高齢者事業団を中心とした労働組合であり、昨今の自治体リストラの流れの中で、高齢者・失業者の就労補償を求める運動で、「くらしを守る砦」として、ますます大事な役割を担っておられる皆さんだ。

photo 午後は、京都民医連の総会に参加。ここでは先日厚生労働省が発表した「医療構造改革試案」に厳しい批判の声が次々とあげられた。
 医療を「金で買うサービス」に変質させるたくらみは、国民皆保険の制度を根底から覆すものであり、絶対に許せない。小泉内閣の数をたのんだ暴走に、先の総選挙で自民党に投票した人のなかでも「不安」の声が上っていることが世論調査でも明らかである。
 「自民党の改憲草案はこの国民の不安がまさに的中したもの」「私たちの運動は『改憲を許さない国民過半数』を目指す壮大な運動、ともに頑張りましょう」と呼びかけた。

photo 夕方は三条京阪前、四条大宮交差点の2ヶ所で街頭演説。国会での危険な改憲の動きを告発。
 「自民党の改憲草案では『国家の行為によってふたたび戦争の惨禍をくりかえさない』と誓った憲法前文を『国・社会を支え守る責務』に置き換え、交戦権を否認した9条の2項を削除して自衛軍の保持を明記するというとんでもない内容、あの田原総一郎氏でさえ『交戦権の否認を無くすということは、日本も戦争をするということじゃないか』と言っている」「民主党も自民党と改憲を競い合う立場」自民党の暴走にストップをかけて憲法を守る日本共産党の値打ちがますます輝いている情勢であることを訴えた。

(Update : 2005/10/29)