こくた恵二
こくたが駆く

今年も京絞り展へ

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 今年も東京・銀座のフェニックスプラザで開かれている」「第9回 京都絞りフェア2005 in 銀座」に出かけた。会場で吉岡健治さんと会い、作品づくりの苦労や、この後の構想を伺った。
 昨年は、京都三山を描いた見事な作品が展示されていたが、今年はなんと、“イタリアの美と京都絞りの技の競演”と題して、幅6m高さ2mの大作・絞り壁画『最後の晩餐』、フィレンツェの美しい景色と芸術作品を絞りで表現した『絞り洋風屏風六曲』、こちらは幅5.5m高さ2mの作品。

photo ゴッホやミレー・モネの絵画までも、“和”の絞りの技法をつかい、みごとに表現されている。油絵の微妙な色彩までもが再現できるのは、制作者の技はもちろん、これだけさまざまな色を持つ糸との出会い。今回もまた新たな刺激を受けた。
 明日12日の午後4時まで銀座で開かれている。絞りの着物や和装品の展示即売も行われている。

(Update : 2005/11/11)