こくた恵二
こくたが駆く

CV−MIX収録での困ってしまった出来事

photo 本日は、日本共産党第24回全国大会に向けた各地区委員会ごとに開かれる地区党会議の集中開催日。朝からいくつかの会場を回り、その合間にはインターネット放送局CV−MIXの収録をおこなうという、いつもの事ながら、混み合ったスケジュール。
 京都市内は12月には珍しく雪が積もるほどの寒い天気の中、朝早くから自宅を出発した。
 10時50分にCV−MIXの会社前に到着。ここで自民党の鴻池祥肇(こうのいけよしただ)参議院議員とばったり出会う「どうもどうも、今朝まで有馬温泉で会合だったんですけど、この大雪だから車で来るのをあきらめて電車を乗り継いだら、少々早く着きすぎちゃいましてね。それにしても寒いですね」とのこと。11時から収録開始のところを10分前に来た私たちよりもさらに長い時間待っていたことになる。

photo ところが、会場に着いてみるとスタジオがどこにあるのか案内がない。スタッフの連絡先として聞いていた携帯電話にかけてみても電話に出ない。仕方なく歩いている人に声をかけると、たまたま関係者だったようで、なんとかスタジオまで案内していただけた。時間は10時55分。
 収録スタジオは京都芸術センターという、1993年(平成5年)に小学校の統廃合のため閉校となった、元明倫小学校を「リユース」した建物。もともと小学校だった建物だけあって、廊下などは外気が直接流れ込む建物のつくりで、廊下で持っていると寒い寒い。
 控え室などの準備もなく、他の議員の秘書さんも寒い中待っている。この日は30分の番組を朝9時から午前中に5本取り溜めするスケジュール。11時をすぎても、前の収録が終わらない。鴻池議員とお互いに「寒いですねー」
 あきれたことに10分すぎても終わらない。1階に喫茶店があることは知っているのだが、CV−MIXのスタッフは目の前の撮影に夢中で、寒い中待っている我々にはいっこうに声をかけない。
 冗談じゃない!何も手厚くもてなせとは言わないが、自分たちは暖房の効いたスタジオにいて、出演者を寒い中待たせて何の声もかけないってのは、どう考えてもおかしい。しかも時間厳守で到着した出演者を15分以上待たせているのだ。
 準備ができたら呼びに来るようにことづけて1階の喫茶店へ。スタッフが呼びに来たのは結局11時20分を過ぎていた。戻ってみるとなんと鴻池議員はあきれて出演をキャンセル・帰ってしまったあとだった。
 結局25分遅れで始まった収録だったが、私は次のスケジュールがあるので当初の予定どおり11時45分には収録途中であるがお先に失敬させていただくことにしたのだが、、、
 いやはや、ITビジネスだのベンチャー企業だのと言っても、所詮は人間と人間の関係を大事にする、企業としての当たり前の事ができなければ成長することはないと思うのだが、今回の件でCV−MIXという会社の底が見えた思いだ。少々言いすぎかな?
 多くのベンチャー企業と同様に、公募による増資を呼びかけているようだが、投資家の皆さんにはぜひこの記事もご参考にされることをお奨めする。
 少々辛口に書かせていただいたが、有馬温泉から遠路はるばる駆けつけた鴻池議員の事を思えば、これでも書き足りないぐらいだと思うのだがどうだろう?
 CV−MIXがこのことをキチンと報道するかどうか見守ろう。

(Update : 2005/12/18)