この1ヶ月で証明された大会決議案の正確さ
昨日は、日本共産党全国大会に向けて、各地で地区党会議が開催された。 私は、午前は南地区、午後は北地区の大会に出席し、あいさつをおこなった。 まずはじめに、大会決議発表後の世界の動きとして、APECをめぐる動きと、米軍基地再編強化の問題を取り上げ、靖国問題をめぐってアジアの中でますます孤立を深める小泉外交と、基地再編の影響を受ける全国55自治体の中で、同意が得られているのは東京都のみで、後の54自治体からは猛烈な反発を受けているのに、アメリカ言いなりの姿勢を正そうとしない、異常なまでのアメリカ言いなりを指摘した。写真1枚目・南地区党会議
続いて国内の問題では、現在国会で大問題になっている耐震強度偽造問題にふれて「コスト削減のためなら、人の命や安全に関わるものであっても切り捨てる、資本主義の異常なまでの儲け第一主義が根本にある」と指摘した。 本来企業を規制すべき政府が、大企業とアメリカの言いなりになって98年の建築基準法改悪したことで、それまでの規制を緩和し、外国からの木材の輸入や、鉄筋を少なくする工法が、どんどん進められたこと。さらに、安全な建物が建てられるように監視すべき確認検査機関を民間に開放して手抜き検査が横行することになったことが、現在問題になっていることの背景にあることを指摘「ここでも、アメリカ・大企業言いなりの政府によって、国民が被害を受けるという大会決議案の指摘した『日本の異常』が浮かび上がっていると見るのが大事だ」と述べるとともに、最後は、大会成功に向けた大運動でおおいに奮闘することを呼びかけ挨拶をしめくくった。写真2枚目・北地区党会議
(Update : 2005/12/19)
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