テレ朝「ワイド!スクランブル」に出演。17日は小嶋ヒューザー社長の証人喚問。
私は、今日テレ朝「ワイド!スクランブル」に出演し、明日の衆院国土交通委員会での小嶋進ヒューザー社長の証人喚問を前に各党の代表と追及すべきポイントや耐震強度偽造の問題点、その背景について語った。 私は、小嶋社長がいつ偽造の事実を知ったのかという点とともに、「偽造を知りながら(マンション売買契約を)行ったことについてハッキリさせる必要がある」と述べた。 同時に、自民党の伊藤公介元国土庁長官の、(ヒューザーと契約を結んだ)ファミリー企業である「フューチャーズ・ビジネスネットワーク」は、調べるとペーパーカンパニーであること示しながら、「どういう経過でどんな関係を持っていたかを明かにする必要がある」と指摘した。
番組では1998年の建築基準法改悪の審議の際、唯一反対した中島武敏元衆院議員のインタビューが紹介されました。 「(検査機関の)競争が厳しくなってくる。手抜き検査というのが横行するのではないか」との中島さんの指摘が如何に的を得ていたか、誇りに思いました。 私は、今日の「小泉改革」のもとですすめられている、「官から民へ」とか「規制緩和万能論」の行き着く先が今度の事態だと考える。
最後のところで、98年の建築基準法改悪に業界、官界、米国の圧力が問題にされた。 96年アメリカが「年次改革要望書」で建築許可の簡略化迅速化を要請したことが局側が紹介。 この米国の圧力を問題にする点は賛成。ただし出発点はもっと遡ってみることが必要。89年の米国によるスーパー301条適用=建築材料の輸入、工法の認可を求めてきたことからだの指摘を行っておいた。
明日の国土交通委員会で、小嶋進ヒューザー社長の証人尋問。私は15時35分から尋問に立つ。
(Update : 2006/01/16)
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