証言拒否は違法と認識してるからだ! 小嶋ヒューザー社長の証人喚問で追求
本日国土交通委員会でヒューザー小嶋社長の証人喚問が行われた。テレビ中継を見ていて、補佐人の弁護士と頻繁に相談をおこない、証言拒否を繰り返す小嶋社長に怒りを感じた方も多かったのでは無いだろうか? だから私は、委員長席に詰め寄って証人と補佐人の不届きな態度を正したのだ。
小嶋氏が補佐人との相談を繰り返すごとに、委員会が中断し委員長のもとに理事が集まって協議し時間が過ぎていく(写真右)、実に腹立たしい。 私は、質問の冒頭「あなたは、証人喚問の冒頭で、違法性の認識を問われて、『違法なことはしていない』と証言したじゃないか。 議院証言法第4条によれば、証言を拒むことができるのは刑事訴追をうけるか有罪判決を受ける場合しかない。”違法性がない”というならば、証言拒否する理由にならない。証言を拒否するってことは違法行為をしていたと認識している証拠じゃないか!」と詰め寄ると、小嶋氏は答えに窮していた。 その後は、伊藤公介・衆議院議員(元国土庁長官)への政治献金が99年のヒューザーの前身・ハウジング時代から続いていたことや、住宅政策研究会から伊藤議員への献金の流れ、2004年の9月に開かれた伊藤議員の政治資金パーティーの発起人になっていたこと等を示して、伊藤議員が土地住宅行政の中で影響力を高めるにしたがって、小嶋氏からの献金額が増えてきた事実を突きつけた。
そして、事件発覚後に国土交通省との話し合いに伊藤議員が同席した事実について「国土交通省との話し合いの席に伊藤議員に同席してもらうことで、公的資金を出すよう圧力をかけた。つまり、伊藤議員への献金はこういう時のための保険をかけていたということだ」と指摘した。
また小嶋氏と公明党との関係についても追及。事件発覚後に小嶋氏が相談をした相手が、大田区の有川靖夫区議会議員であった事実を認めたが、山口那津男参院議員とは面識が無いと証言した。
証人喚問後の理事懇談会では、証人が虚偽の陳述をした場合に告発することができる議院証言法に基づき議事録を精査することを確認。小嶋氏の再喚問についても検討することが決まった。
明日は、朝8時30分〜テレビ朝日系列の「スーパーモーニング」に生出演します。是非見てください。
(Update : 2006/01/17)
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