こくた恵二
こくたが駆く

NHK日曜討論に出演

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 本日、朝9時〜NHKの日曜討論に出演。各党の国対委員長と激論を交わす。

photo まずはじめに、ライブドア問題についての討論では「改革のひずみだとは思っていない」という自民党の細田博之・国対委員長に対し「安倍晋三官房長官も『堀江さんが成功したのは小泉内閣の構造改革の成果』と発言している。自民党が天まで持ち上げた時代の寵児が堀江氏だ」と指摘し「証券取引の税率引き下げや、株式分割・株式交換などでM&Aをやりやすくしてきたのが規制緩和、ライブドア問題は自民党の政策の結果だ」と強調した。

photo また、小泉「構造改革」の問題では、細田氏が「格差が広がっているとは思わない」「構造改革をさらに進めて、新しい雇用をつくらなくてはいけない」などと発言したのに対して、私は「現状認識が間違っている」と反論。労働の規制緩和で人間らしい雇用が破壊されている問題や、生活保護世帯・貯蓄ゼロ世帯が急増している実態を指摘「新たな国民負担を許さず是正することが求められている」と述べた。

photo 続いて、アメリカ牛肉輸入禁止問題では「食の安全を投げ捨てて、アメリカの要求に屈したということろに根本がある」と日本政府の責任を厳しく指摘。
 米牛肉輸入条件である「危険部位除去」「20ヵ月齢以下の牛」であることの検査がアメリカ任せでなおかつ、「(日本の)農水省と厚生労働省がアメリカで査察をして(危険部位除去は適切だと)19日に報告し、その翌日に今回の事態が発生。まさしくずさん極まりない」と批判。
 「日本の基準と同様の『全頭検査』『危険部位の除去』をアメリカがしっかりやるまでは輸入再開しないという強い態度でのぞむべき」と主張した。
 自民・公明の両党は「日本の検査体制がしっかりしていたおかげで発見できた」などと、問題のすり替えに終始した。

photo また、耐震構造偽造問題では「問題の本質は、98年の建築基準法の『改正』で、安全まで規制緩和されてしまったところにある」「検査を厳しくすれば、他の検査機関に逃げられるということを、民間の検査機関日本ERI自身が認めている。規制緩和の事実をしっかり究明することで解決の本来の道筋をたどることができる」と述べると、公明党の東氏もこれに同調する発言をおこなった。

(Update : 2006/01/22)