「憲法改悪反対の一点での共闘問題」についての会談を社会民主党に申し入れ
1月20日、日本共産党第24回党大会で選ばれた新執行部のあいさつまわりを行ないました。このとき社会民主党との懇談のなかで、志位委員長は「憲法擁護のたたかいをすすめるうえで両党の協力関係を発展させることを願っています」と述べました。 これにたいして、社会民主党の福島党首は「院内外での両党の共闘についてはためらいは一切ありません」と答えました。 この点をふまえ、1月23日、志位委員長は社会民主党の福島党首へ次の「申し入れ」を行ないました。 (申し入れの文書は、市田書記局長と私が、国会内で社会民主党の又市幹事長に手渡しました。) 又市幹事長は「申し入れは歓迎したい。両党の会談について私は賛成だ。党首に報告し対応について議論し回答したい」と応じました。
申し入れ 自民党が、昨年の党大会で「新憲法草案」を決定するなど、憲法9条を焦点とした憲法改定の動きとのたたかいは、新たな重要な段階をむかえています。憲法改悪に反対し、その平和原則にそむくくわだてを許さないという一点で、国民的な共同を広げる努力が、いよいよ大切になっています。 (中略) 国会に議席をもつ全国政党のなかで、憲法改悪反対、9条擁護の立場をつらぬいているの政党は、貴党と日本共産党です。両党の協力関係が、政党間の共闘関係に発展するならば、国会内外の憲法改悪反対のたたかいを発展させ、この問題での国民的多数派を結集していくうえで、積極的な貢献となることは、間違いありません。 私たちは、貴党と日本共産党が、憲法改悪反対、9条擁護の一点で、政党間の公式の共闘関係を確認し、発展させることを、強く願っています。 この立場から、憲法改悪反対の一点での両党の共闘問題について、会談をおこなうことを申し入れるものです。 ご検討ください。
2006年1月23日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫 社民党党首 福島瑞穂 殿
(Update : 2006/01/23)
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