こくた恵二
こくたが駆く

国の対応「腰が重いと言わざるをえない!」
予算委員会で耐震強度偽装問題について追及

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 本日予算委員会で午前と午後の2回、いずれも耐震強度偽装問題について取り上げて質問。偽装された物権が広がり続けている問題について、実態の把握と政府の姿勢をただした。

 福岡県の設計会社サムシングによる偽装が新たに発覚した問題では、関与物件が1万2000件とも言われ「姉歯氏が関わった物件に比べても膨大な数だ」と指摘。北側一雄・国土交通大臣はすでに偽装を確認して公表した3件以外に把握している、サムシングが関与している物件が45件あることを明らかにした。

photo サムシングの仲盛昭二・元社長は「(構造計算書の)差し替えはよくやっていた」と述べている―偽装が常態化していたわけだ。また、チームを組んで膨大な数の構造計算をこなしていたことから「会社ぐるみの偽装だったということだ」と指摘、サムシングで働いていた建築士の把握状況を確認した。
 山本繁太郎・住宅局長は「現在調査中」と答弁。偽装が明らかになった3件についても、関わった建築士を「掌握出来ていない」と答弁。まったく腰が重いと言わざるをえないではないか!

 あらためて徹底した調査を求め、午前の質疑を終了した。

 本日は午前の分のみ、午後の質疑は明日書きます

(Update : 2006/02/21)