こくた恵二
こくたが駆く

真田是先生を偲ぶ

photo 昨年9月28日に永眠された、真田是先生の偲ぶ会に参加。

 立命館大学の名誉教授で、社会学・社会保障の分野では大変優れた業績を上げられた学者であると同時に、社会保障を守り発展させる実践の面でも多くの活動をされた方だ。
 私はこれに多くの優れた学生を育ててこられたことを先生のすばらしい実績として指摘しておきたい。今日も、多数の先生の『元・教え子』が参加していた。

 先生を偲んで、集会のために以下のメッセージを送った。

 学園紛争以来のお付き合いでした。立命館大学民主化のために力を合わせました。先生は幾度となく病魔を克服し不死鳥のごとく蘇り、日本の政治の革新のために闘い抜きました。社会保障の何たるか、憲法の大事さをご教授いただきました。第一線の学者であり続けながら、社会変革の導き手であり実践者でした。日本共産党の私を終生応援してくれました。心から感謝申し上げ別れの言葉とします

 「偲ぶ会」の参加者に配布されたメッセージ集の表紙には、先生の好きだった言葉が書かれていた。

 理論は原則的に
 思想は人間的に
 行動は節度を持って


 日々の自分をふり返り、いまだに教えを請うている様な気分になった。学問上の教えは膨大な著書とともに今も残って生命力を発揮している。
 今度は社会を変革する「実践」で恩返しをしたい。

(Update : 2006/03/11)