陶工技術専門学校を訪問
京都・東山といえば清水焼で有名だが、その京都の伝統産業である「京都・清水焼」の後継者育成を目的として昭和21年に発足したのが「府立陶工高等技術専門校」 これまで2500人の卒業生を送りだし、京都の清水焼職人の大半が、この学校の修了生だ。
山田昌弘校長にお会いして懇談。ここ10年の応募状況は倍率3倍、最近は入校する生徒の平均年齢が若干上がっているようだ。「高校・大学を出ても『就職がない・やりたいことが見つからない』などの若者が、社会人を経て入ってくる例が増えている、ホントは高校を出てすぐに入って若いうちに技術を身につけてほしいのだが」とのこと。また、地元・京都の求人件数が激減して、他府県への就職が増えているという状況もお聞きした。
本日は、卒業生による卒業作品の展示即売会がおこなわれるとのことで、多数の訪問者でにぎわっていた。私も、つれあいとともに作品を手に取りいくつか購入させて頂いた。 手にとって見てすぐに大量生産ではない手作りの作品とわかる陶器が、それはもうビックリのお買い得価格で手に入った。
(Update : 2006/03/12)
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