JR福知山線脱線事故から1年―青年がシンポジウム
昨日の続き
大阪市内で開かれた「問われるJRの安全! 鉄道の安全を考える青年シンポジウム」にパネラーとして参加。 民主青年同盟の北・福島地区委員会の青年が中心になった実行委員会の主催ということで、参加者がみんな若いこと! 私の報告の前に、JR西日本大阪電車区運転士の青木達夫さんが報告。 事件の背景には『分割・民営化』『合理化・人減らし』『国労つぶし=会社に物言えぬ職場作り』があった」事故後「ダイヤ改正で余裕時分を持たせるなどの改善は一定あったが、労働条件の改善は置き去りにされている」といった現場の実態を告発した。 私は(1)事故は防げなかったのか(2)事故の背景に何があったか(3)JRは変わったか―といった点について、(4)安全・安心にかかわる政治の責任と規制緩和万能論の破たん、(5)日本共産党のこの間の国会での追及などを報告。 国会での質問を紹介しつつ解明。「安全確保には労働組合を大切にし、差別をせず、自由にものがいえる明るい職場がかかせない」と指摘した。
(Update : 2006/04/17)
|