京都古書研究会の古書大即売会
昨日のメーデー終了後に「みやこめっせ」で開催されていた「春の古書大即売会」を見学に。 「大学の街」京都には、歴史的に貴重な仏教書・絵巻物から、大学の教科書、数百・数十円の文庫本まで、幅広い「古本」を扱う古書販売店が多数存在する。 昨今の大手古書チェーン店の進出や「本離れ」が進んでいる中で、年々数が減っているのが気がかりであるが、古書販売業者が年に3回一堂に会するイベントは今でも圧巻である。 今日のお目当ては上杉本「洛中洛外図」 かれこれ10年以上前にもなるであろうか。親しくお付き合いしていた東方書店さんに、「洛中洛外図」などあるやろうかと、一度探してもらったことがあった。当時はなくてそのままになって忘れたいた。 一週間ほど前、書店から「洛中洛外図が手に入りましたけど、今でもお探しですやろか?」との電話が先週かかってきたのだ。 いやはや、よくぞ憶えていてくれたものだと感動。多少値が張ったが喜んで購入させて頂いた。
実は私がなぜこの本を探していたのかについて、おもしろいエピソードがあるのだが、とても長くなるので、その話は後日。
写真は私の自宅から徒歩30秒支店を持つ「竹岡書店」のご主人と
(Update : 2006/05/02)
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