国会、今日の動き

　議院運営委員会理事会開催。与党側は１１日に教育基本法を審議する特別委員会の設置と本会議での質疑を行なうよう提案。野党は、「会期半ば過ぎにこれだけの重要法案提出自体が拙速。反対である。米軍再編の最終報告についての質疑を行なうべきだ」と主張。ものわかれに。
　明日の１４時１０分から議院運営委員会理事会を開催し引き続き協議することで終えた。
　依然、緊迫する状況。

　医療制度改悪を審議する厚生労働委員会は、１０時から理事懇談会で日程協議。
　明日１０日、委員会を開催し６時間の質疑を行なうことだけを決めた。
　高橋千鶴子議員は、「先般の参考人陳述で、問題が山積みしていることが明白になりました。いっそう時間をかけ慎重な質疑を行なうべきです」と主張。
　政府の側は、「延長なし、行革、医療は通す」（小泉首相）という発言を踏まえ、最終局面の状況。

　「共謀罪」を審議する法務委員会。明日１０日の午前中、２時間半の質疑を決定。
　与党側から「採決」の提案もあったが、自民、民主両党が法案の修正案を提出していることから、両党の筆頭理事の間で修正の協議を行なうこととなった。
　予断を許さない状況に変わりなし。

（Update : 2006/05/09）