エレベ-ターの安全対策を!
国土交通委員会で、エレベーター死亡事故の問題を取り上げた。港区のマンションのエレーベーター事故で亡くなられた市川大輔さんとご家族に哀悼の意を表したい。 原因究明と安全対策の強化を。 「国土交通省として、緊急調査・点検をすべし」と提起した。
参考までに関係の建築基準法施行令を紹介しよう。
建築基準法施行令。「第二節 昇降機」 「エレベーターの安全装置」第129条の10 エレベーターには、制動装置を設けなければならない。・・・ 3、次に掲げる安全装置を設けなければならない。 一 かご及び昇降機のすべての入り口の戸が閉じていなけれ ば、かごを昇降させることができない装置
となっているのだ。
シンドラー社のエレベーターは、入り口が閉じていないのに昇降している。 同社の不具合・事故はこのマンションだけではない。東京工業大学でも起きている。 さらに、エレベーターの安全という問題では、昨年7月25日の地震で首都圏で5万台ものエレベーターが停止している。国土交通省の諮問機関「社会資本整備審議会建築物等事故・災害対策部会は「エレベーターの地震防災対策の推進について」の報告書も出しているほどだ。 こういう点を見たとき、安全のため少なくとも、シンドラー社製エレベーターと公共的建物などのエレベータの安全性についてチェックするのは当然。
(Update : 2006/06/07)
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