こくた恵二
こくたが駆く

06年の通常国会事実上幕を閉じる

 今年の通常国会は、6月19日までが会期でしたが事実上今日で幕を閉じました。
 今国会で、日本共産党は「たしかな野党」としての役割を十分に発揮しました。
 とくに自民党政治の悪政の根本をつく論戦を展開しました。
 @格差社会問題、安全・安心にかかわる耐震強度偽装事件、JR事故、航空問題などの根本に、規制緩和万能論、市場原理主義があることを徹底して明らかに国民の声に答えたのは日本共産党だけでした。
 A米軍再編問題。「負担軽減」どころか、日米軍事同盟の地球的規模に拡大、日米の軍事一体化であること明らかにしたのも日本共産党の論戦でした。
 グアムへの米軍住居費だけでも2800億円。一戸当たり8000万円。何故こんな負担をせねばならないのか。
 B医療問題では、最終盤メディアもようやく国民負担増が耐えがたいものであることを徹底して暴露したのはこれまた日本共産党だけでした。
 C教育基本法。これはまさに独壇場。志位委員長を先頭にたたいぬきました。憲法が保障する良心・内心の自由を侵すこと、政府の教育への無制限な介入を許すことなどを事実でもって告発してのは日本共産党。

 次の秋の臨時国会に向けて、憲法原則を変えようとするただならぬ動きに対抗していかねばなりません。
 憲法改定「手続き」法案、教育基本法改悪、防衛省への格上げ法など国民にとって重要な法案が目白押しです。
 誰が総理大臣になろうが、国民的な大運動をこれを阻止していこうではありませんか。  

(Update : 2006/06/16)