京都伝統産業ふれあい館が開館10周年
京都市勧業会館地下1階にある「京都伝統産業ふれあい館」開館10周年を記念して「京の伝統工芸、技の体験教室」を開催しているというので、見学に。 伝統産業ふれあい館だけではなく「みやこメッセ」そのものが開館10周年ということで、建物全体が記念行事で多彩な催しが行われていた。
京表具や京印章、清水焼や京くみひもなど、自分で体験ができるユニークな取り組みだった。中には「風呂敷の包み方講習」のように明日からすぐに役に立ちそうな講座も。 日頃お付き合いしている各業界の方々から、「ようきてくれはった」と歓迎を受けた。 写真は「匂ひ袋」の説明を受けているところ。香りの元になる材料は「白檀(びゃくだん)」や「シナモン」など、ほとんど外国産の物しかないとのこと
写真左・清水焼の手回し式の轆轤(ろくろ)
実は、開設10周年になる「京都伝統産業ふれあい館」であるが、常設の展示場を見る機会が今までなかった。本日初めて見学をさせてもらったのだが、京釣竿の平田さんや京足袋の植田さん、金網のつじさんなど、親しくお付き合いのある方々の作品が多数展示されていておどろいた。 自分が知らなかっただけとは言え、もっと京都市もアピールすれば多くの観光客が訪れるだろうにと、つくづく思った。
午後からも、老人クラブ「若草会」の総会でごあいさつをしたり、夏越大祓(なごしのおおはらい)でにぎわう北野天満宮の前で街頭宣伝をしたりと、忙しく市内を駆けめぐった。
(Update : 2006/06/25)
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