こくた恵二
こくたが駆く

加古川市会議員選挙の応援

photo このところ一日おきに選挙の応援に近畿を駆けめぐっている。今日は兵庫県の加古川市へ市会議員選挙に駆けつけた。

写真1枚目 山川ひろし候補 部落解放同盟に癒着した市政の是正をすすめ、議会では理論派で知られ、役所を呻らせる鋭い追及で、議会の論戦をリードする方だ。
写真2枚目 広瀬ひろこ候補16才から神姫バスで働き、保育所を開設、働きながら社会福祉・保育を大学で学んだ苦労人、他人の痛みがわかる方だ。
写真3枚目 中村てるこ候補 主婦の目線、庶民の立場で活躍。ゴミ袋問題で全国を調査し、市の指定ゴミ袋導入を断念させた逸話の持ち主。とても情熱的な方だ。

 今日が告示日ということで、定数33名のところ新人7名を含む36人が立候補したとの第一報。日本共産党からは3名立候補しており、全員当選すれば議案提案権が確保できる大事な議席だ。

 午前中は3候補それぞれの出発式に駆けつけて激励をおこなった。
 ちなみに今日は私だけではなく、山下よしき・元参議院議員と堀内てるふみ・参議院兵庫選挙区予定候補もかけつけて激励している。

 今回の市会議員選挙だが、加古川市には神戸製鋼の製鉄所があるのだが、この工場が排出するばい煙が環境基準値を超えていたのに、神鋼が測定データを改ざんしていた問題が5月31日に発表され、大問題になっている。
 神鋼が環境対策費などにコストをかけたくなかったために、29年間にもわたってデータを改ざんし続けていたことがすでに報道で明らかになっており、住民の健康被害も心配されている。これまで「何となく洗濯物が汚れる」と不審に思っていた市民からは、だまされ続けてきたことに対する怒りが巻きおこって、選挙の争点に浮上している。

 そもそもこのデータ改ざん問題は、昨年神鋼工場内で労災事故が相次いだことを受けて、日本共産党が議会でとりあげ、労基署への告発をおこなった事から、近畿経産局・兵庫県の立ち入り調査につながり、発覚してきたという経過がある。
 相手が大企業であろうと、不正に対しては堂々と告発する日本共産党の値打ちはここでも発揮されているのだ。
 選挙後の新しい議会でも「議案提案権」を活用して、ばい煙データ改ざん問題の調査特別委員会設置を公約している。そのためにも3議席確保は絶対必要だ。

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(Update : 2006/07/02)