こくた恵二
こくたが駆く

台風下の沖縄に

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 実は、今日7月9日は“沖縄のピクニック”(日本共産党主催の“赤旗祭り”)で講演の予定だった。報道関係者には明らかにしているが、連続して7月10、11日の両日は、日本共産党国会議員団としての沖縄基地調査。
 ところが、7月5日の時点で週末に、台風が沖縄本島を襲うということで、“ピクニック”は延期を決定。
 
 台風には勝てない。
 沖縄県には、78年の沖縄県いっせい地方選挙応援で、40数日間の滞在。日本共産党支部の党員の家をずっと泊まり続けた。食も私にピッタリで当時5キロも肥えて、お土産もたくさん戴いて帰洛。
 帰宅してわが家族に「とっても沖縄は良いところ。人情も厚い。『家族みんなでおいで』と言われたし、行こうな」と報告。
 以来、数々の選挙応援に30数回来県したが、この約束は果たせずじまい。

 「今年こそ“連れ合い”といっしょに沖縄へ」、28年間にわたる不義理を反省し、長年の約束を履行しようと思い、いろいろの手配したまでは順調だった。
 「やり慣れないことをするから、台風が来るのよ」と、揶揄されたが、ここで挫けては男が廃る。こなったら実行あるのみ。

 昨日は、台風下、「平和の礎」へ。もの凄い風の中。喜屋武岬を望む海岸は真っ白な高波が押し寄せる。木々を暴風雨から守るために剪定の最中。
 「こくたさんですか?お撮りしましょう」と声を掛けられ、案内をかってくれた友人の知念吉男宜野湾市会議員とともに記念にパチリ。
 沖縄戦で亡くなられた京都出身者の刻銘碑の前で。

 波頭が見えますか?

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(Update : 2006/07/09)