三遊亭楽麻呂師匠の「たがや」と深川江戸資料館
「しまった」これが会場についての第一声。 今日は、親しくお付き合いしている落語家の三遊亭楽麻呂師匠の「文月三人囃」を「ひやかし」に。 会場は、深川江戸資料館小劇場。ここは江戸時代の深川の町並みを復元した資料館がある。夕方の5時までが開館時間なそうな。もっと早い時間に来ればと舌打ち。 残念無念。「小劇場」もこれまた「粋」ですね。「室内は江戸、和風の構え。情緒ゆたかな江戸の芝居小屋の雰囲気です」とは、資料館のパンフより。 せっかくだから、会場だけパチリ。 楽麻呂師匠のだしものは、「たがや」である。隅田川での花火にちなんだもの。「玉屋」「鍵屋」の掛け声と、武士と町人のやりとりで、夏らしい演目。満員の会場で“乗ってる”感じで楽しく笑うことができた。 道から大通りに出るとき、火の見櫓(やぐら)に模した建造物が道の両側にある。洒落てるね。有名な“深川めし”にあやかって、あさりの佃煮を買うて帰路についた。
(Update : 2006/07/26)
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