こくた恵二
こくたが駆く

棄民・国家賠償かち取る会・林明治さんから協力依頼

 先ごろ、大阪で開かれた「棄兵、棄民政策による国家賠償をかち取る会」の総会にお邪魔した。
 会の代表者の京都・向日市の林明治さんが上京。
 「平和のための京都戦争展」に続き、京都で「シベリア抑留展」の開催に踏み切った。ぜひ協力をということで、わざわざ国会にまで出向いてこられた熱意にお応えしなければ。
 
 同時に史実で明らかになっている”棄民”政策の真実を追及したい、歴史的資料=ロシア軍関係公文書の発掘に力を貸して欲しいとのご依頼あり。

 何とか調べようと思うのだが。
 93年の京都新聞には、「終戦直後の混乱の中で、当時大本営が旧満州や朝鮮半島の民間日本人やソ連の捕虜となった軍人計約180万人について、ソ連の指令下に移し、国籍離脱まで想定、…(中略)現地に『土着』させ事実上”棄民”化する方針を固めていたことがわかった」という記事が掲載された。これだけが頼り。
 

(Update : 2006/09/13)